宮本武蔵の人生
宮本武蔵は、天正12年(1584年)、播州(今の兵庫県南部)で生まれました。
幼少期に新免無二の養子となり、武芸を習い、13歳から28,9歳まで武者修行の時代を過ごしました。この武者修行時代の「吉岡一門との決闘」と「巌流島の決闘」が有名ですが、この2つの決闘の真相はよく分かってはいません。
武蔵が17歳のときには、関ケ原の戦いに参加し、豊後国(今の大分県)で東軍の黒田勢として出陣し、西軍の大友攻めに加わったのではないかと言われています。
武蔵が晩年に書いた『五輪書』によると、全国を旅して、六十余戦を戦い、一度も敗れませんでした。
また、31歳から32歳のとき、大坂の陣に出陣し、徳川方の水野勝成軍に属して戦ったことが知られています。
そして、55歳のとき、島原の乱が起き、有馬陣に参陣しました。
晩年には熊本の藩主細川忠利侯に呼ばれ、5年足らずの期間熊本で過ごし、62歳でこの地で亡くなりました。
武蔵塚
武蔵塚には、武蔵の銅像やお墓があります。そこを巡ってきました。